こんにちは!
木瀬武彰です。

職場やプライベートで、どうしても話しづらい人っていませんか?

うまく会話がかみ合わなかったり、何を話せばいいかわからなかったり…。

そんなとき、無理に話そうとすると、余計にギクシャクしてしまうこともありますよね。

「なんて自分はコミュニケーションが下手なんだ…」と、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

でも、落ち込むということは、「コミュニケーション力を高めたい!」という前向きな気持ちの表れでもあると言えます。

そんなあなただからこそ、今日ご紹介するスキルを試してみると、驚くほど会話がスムーズになるかもしれません。

そもそも、なぜ会話がうまく進まないときがあるのかというと、それは「相手とペースが合っていない」からです。

たとえば、走っている相手に、歩きながら声をかけても、会話が成立しませんよね。

もし走っている人と話したいなら、自分も同じスピードで走る必要があります。

これと同じように、「相手のペースに合わせる」ことができると、会話は劇的にスムーズになります。

このスキルを NLPでは「ペーシング」 と呼びます。

人は、自分と似たものに親近感を持ちます。

たとえば、「私、野球が好きなんです!」と言われたとき、「僕はサッカーが好きです」と返すと、会話は弾みにくくなりますよね。

一方で、「僕も野球が好きですよ!」と返すと、自然と会話が盛り上がりやすくなるのは経験したことがあると思います。

つまり、会話がうまくいくための原則は「類似点をつくる」 こと。

それが 「ペーシング」 です。

類似点は、先ほどのように話の内容で作ることもできますが、だからといって「サッカーが好きなのに、野球が好き」と嘘をつく必要はありません。

では、どうすれば自然に類似点を作れるのか?

そのために今日は簡単にできる方法をひとつご紹介します。

それが「ミラーリング」です。

簡単に言うと、「相手の鏡になる」ということ。

極端に言えば、相手が右手を挙げたら、自分は左手を挙げる、そんなイメージです。

ただ、あからさまに真似をすると不自然なので、まずは「姿勢を合わせる」 ことから始めてみましょう。

たとえば、
・相手が背筋を伸ばしているなら、自分も背筋を伸ばす

・相手が背中を丸めていたら、自分も少し丸める

・相手が前のめりなら、自分も前のめりにする

・相手が背もたれに寄りかかっていたら、自分も同じようにする

「そんなことをしたら、変に思われない?」そう思うかもしれません。

でも、仲の良いカップルを観察してみてください。

二人の姿勢や動作が自然とシンクロしていることに気づくはずです。

逆に、関係がうまくいっていない二人は、姿勢や動きがバラバラになっています。

つまり、「似ていること」=「親近感を生む要素」なのです。

まずは、姿勢を相手に合わせることから始めてみましょう。

まずは最初の5分間、意識して「相手の姿勢を合わせる」ことを試してみてください。

すると、自然とリズムが合い、相手が心を開きやすくなります。

続けていくうちに、「この人とは話しやすいな」と思われることが増え、会話が苦手だと感じる相手も
減っていくでしょう。

ぜひ、次の会話の場面で試してみてください!

では、また~!

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