こんにちは!
木瀬武彰です。
仕事やプライベートで、何かを説明したのに全然伝わらないことってありませんか?
どれだけ丁寧に話しても、相手に全否定されたり、納得していない様子だったり…。
そんなとき、さらに説明を重ねても、逆に相手がイライラし始めることがありますよね。
最終的に「なんなの、あの人!全然わかってくれない!」と投げ出してしまうこともあるかもしれません。
でも、こうして解決策を探しているあなたは、相手のせいにせず、自分のやり方を変えようとする向上心の高い人だと思います。
そこで、今回は 「伝わる話し方のコツ」 をお伝えします。
なぜ、伝わらないのかというと、 「相手が受け取りやすい形になっていないから」 です。
これは、形の合わないパズルのピースを、無理やりはめようとしているようなもの。
大切なのは 「一般的な説明方法」ではなく、「相手に合わせた伝え方」 をすることなのです。
実はあまり知られていませんが、口癖には相手の思考パターンが表れます。
ここに合わせるだけで、伝わり方が驚くほど変わるのです。
今回はその中でも 「チャンクサイズ(情報の粒度)」 に合わせる方法をお伝えします。
チャンクサイズ とは、「情報をどのくらい細かく捉えるか」の違いです。
たとえば、「今日はどんな一日だった?」と聞いたとき、
🔹 ざっくりタイプ → 「まぁまぁだったかな。」と短く答える
🔹 細かいタイプ → 「朝コーヒーがすごく美味しくてびっくりしたの!それから…」と詳細に話す
これは性格の違いではなく、情報の捉え方の 癖 にすぎません。
ピザを 半分に切ったときの大きさ と 8等分したときの大きさ の違いと同じようなものです。
伝わる話し方というのは、「相手のチャンクサイズ」に合わせるように話します。
💡 ざっくりタイプの人には 「ざっくり言うとね」と大きくまとめて伝える
💡 細かいタイプの人には 「具体的に言うとね」と詳細に分けて説明する
このように 相手の情報の捉え方に合わせる ことで、理解がスムーズになります。
「こんなことで変わるの?」と思うかもしれません。
でも、実は 「気が合う人」 とは、こうした 無意識のプログラムが似ている人 のことなのです。
つまり、話し手が相手のチャンクサイズに意図的に合わせることで、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
これができるようになると、
1️⃣ 相手の理解スピードが格段に上がる → 時間の節約になる
2️⃣ 相手に合った伝え方ができる → コミュニケーションの質が向上する
3️⃣ 「伝わらない=相手のせい」ではなく「自分の伝え方次第」 → イライラが減る
ということに繋がります。
まずは 相手の話し方のクセを観察し、相手のチャンスサイズに合わせてみる ことから始めてみてください。
これだけで、驚くほど伝わるようになります!